こそだてのはてな

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叱らない子育て?

コア・ビリーフセラピスト&保育士のnaoです。

叱らない子育てという言葉がで始めたのは

10年くらい前からになるらしいのですが、

どの様なイメージを持たれていますか?

 

ひとつ具体例をあげると、

レストランで走り回る幼稚園児に、

どんな風に声をかけたら良いと思いますか?

 

1.ここでは走らず座ろうねと説明する

2.自分で気がつくまで見守る

3.周りの人が困るから走らないでねとお願いする

 

この様な対応が思い浮かんだ方は、

惜しい!!!!

ですが、課題が残る声掛けです…

 

確かに全て叱ってはいないのですが、

1.はただただ自分の楽しい事を中断され、

理由もわからないので、言う事を聞かない

かもしれませんし、聞いたとしても

別のスーパーやショッピングモールでは

また走ってしまうかもしれません。

 

2.は周りの人に迷惑がかかりますし、

子どもにとっても危険です。

たまたま他の人に注意され無かったり

事故につながる事が無かったとしたら

ダメだと気づく事も止める事もできません。

 

3.これはどこがダメ?と思うかもですが、

お願いしてはいけません。

みんなの為にやらないでねと言うのは、

一見しつけている様に見えますが、

これは本当は走りたいけど、

みんなの為に走らない様にしてあげている

という感覚になる場合があるのです。

走ってはいけない本当の理由を

理解していない状況です。

 

ではどうしたら良いでしょうか?

 

これが正解という声かけは、

実際の状況や、子どもの特性や年齢なども

考えると、全部にとって良い言い方では無い

かもしれないので、

ふふーん、そういう対応もあるのね〜

というくらいに思って下さい🙌

 

〜想定は3歳頃から小学校一年生なりたてくらい〜

1.(ちょっと良い?と動くのを止めさせた上で)子どもに走る事で周りの人が

どんな風に感じているか問いかける。

2.それを踏まえたうえで走る事が

良い事か悪い事か聞く。

3.さらにそれを踏まえどうしてそう思うのか聞く。

4.もしいけない事として認識していない場合は、

人とぶつかってたら?

小さい子がいたら?など、

どんな事が起きそうか聞いて2に戻る。

5.どのようにしたら良かったか聞く。

良い考えが出た場合は

その考えに対して良い事に気づけたね!と

共感し、気をつけようねと話したり、

迷惑かけた人に一緒に謝罪する。

もしまだ良く無い事をしたと認識が薄い場合は

質問を変えたり、お母さんだったらね…

と意見を伝える。

 

こうする事で、子どもが自分がした事が

どういう事だったのか認識でき、

同じ様な事を繰り返し続ける事は

減っていくかなと思いますし、

叱っていなくても、

しつけをしていると言えるのでは

ないかなと思います☘️

 

もちろん状況によっては

“こらー!!ダメでしょ!”っとその場で

ビシッとする姿勢も大切です。

ですが、本質的な部分は自分で考えさせる事で

身につける事ができたと言えるのでは

ないでしょうか😌